備忘録

見たこと、したこと、色々と。忘れないうちに。

行ったことのある劇場をまとめた話


舞台沼にはまってから約3年。
行ったことのある劇場が結構増えてきたのでまとめてみたというだけの話。
ほぼ自分用備忘録ですが暇つぶしにでもどうぞ。全部主観。

(記憶にある限り)行った順に書いていくぞ!

 

・シアターGロッソ

アクセス:☆☆☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆☆☆
アクション映え:☆☆☆☆☆
観劇した演目:劇団シャイニング~天下無敵の忍び道~

東京ドームシティ内にある劇場で、ニチアサのヒーローショー準専用劇場。
ヒーローショーを見に行ったわけでは無く、うたプリ舞台化!?推しのビジュめっっっっっちゃいいな!?!?となって初めて舞台を見に行ったのがここです。
今思うとなぜGロッソだったのか…
席列ごとの段差が大きくて、後方列はほぼ2階席と言っても過言ではない()最後列はバミリが見えました
ただ、段差が大きいからこそどの席でもバッチリ舞台が見えるんじゃなかろうか。
ヒーローショーをやってる劇場だけあってアクション映えは最高。舞台の段差を活かした動きが遠くの席からでも良く見える。
ドームシティ敷地内だけあって家族連れが多いので開演時間前のオタクが浮くのが難点。


・新宿村LIVE
アクセス:☆☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆☆
距離感:☆☆☆☆
観劇した演目:バリスタと恋の黒魔術

迷った。(方向音痴)
オフィス街の中をうろうろしながらなんとか開演前に到着した記憶。ちょっと早めに行って良かった
ザ・小劇場という印象。マンパ二もこんな感じなのかな~という気持ち。になった気がする。
前の席との間隔が狭いので遅めに来ると真ん中の席ほど入りにくい。速めに行こうね…!(自戒)
椅子はあんまり良くなくて最後らへんちょっと痛かったかな。

・銀河劇場
アクセス:☆
見やすさ:☆☆
椅子:☆☆☆☆
テンション:☆☆☆☆☆
演目:エーステ春夏

アクセスは悪いけど全オタクに一度は行ってほしい劇場。
劇場に入る時のレッドカーペットが敷かれた螺旋階段をのぼる時のドキドキ感がたまらん…
チケット渡した時にもぎってくれる係の方がとてもステキ。優雅。
椅子の座り心地は良いけど前の席との段差がそんなに無いので座高が高い人が前に座ると死を迎える。
隙間から頑張って見た記憶。
ただエーステとの親和性は抜群で、劇中劇に移行する時のブザーと支配人のアナウンスにテンションがまたもやブチ上がる。
段差さえあれば最高なんだがな…

・AiiA Theater Tokyo
アクセス:☆☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:★★★★★★★
トイレ:★★★★★★★…
観劇した演目:劇団シャイニング~ポラリス

今は無きアイア。トイレがひどかったアイア。
これはもう文句無しでワースト1位。
長い上り坂をのぼってようやくたどり着く。体力が無いオタクはヒールで行ってはいけない。
全体的に仮設感がすごい。特にトイレ。お祭りの会場とかにある仮設トイレ。あれです。
女子オタク向けコンテンツをやるなら水回り重要では…?2.5専用劇場なのに…?とか思った。
席も仮設感が半端じゃない。ちょっとの振動にバイアスがかけられて超揺れる。
ガ○ダム的なロボットアクション系の舞台だったからいい感じにその振動が作用してたのかな………(精一杯のフォロー)
演目は超良かったのでみなさん円盤でぜひ

日本青年館ホール
アクセス:☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆☆☆
観劇した演目:エーステ秋冬

迷った。(2回目)
最寄駅がいくつかあって、最安の路線を使ったところ一番遠い駅に着き、辿り着くまでに同じところを何回かグルグルした。
事前に地図とか行き方見たんですけどね…ケチらずに一番近い駅行けば良かったね…
なんとか辿り着き、初めての2階席。Gロッソを思い出した。
見やすさと椅子は特筆するほど良くも悪くも無いかな…
トイレはそんなに無い。こいつトイレの話ばっかしてんな。
幕間の休憩がある舞台を見たことがあるオタクは分かると思うんですが幕間トイレ戦争が起こるかどうかは重要なのです…

新宿FACE
アクセス:☆☆☆☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆
多ステの楽しさ:☆☆☆☆
観劇した演目:からくりサーカス~真夜中のサーカス編&からくりサーカスデウス・エクス・マキナ

珍しい360°ステージ。東西南北に分かれた席から真ん中の円形ステージを見れる。
席によって視点が変わるので、多ステすると前回は見えなかった演者の方の表情が見れたり、アクションを違った角度から見れて面白い。
この時このキャラこんな表情してたのか…とか色んな発見ができて楽しい。
ワンドリンク制ですが劇中トイレに行きにくい構造なので終わってから飲もうね。
キャパは狭いので近くで動きが見れて楽しい。が、椅子はあんまり良くない。痛い。
アクセスは新宿駅から徒歩10分程度と最高レベルなものの、まさかの歌舞伎町と隣接してる(というかど真ん中)なので周りの治安はあんまり良くない。
Googleマップに従って歩いてたらなんかヤバそうな道に出て泣きそうだった。マチネで良かったね。
女性1人でソワレに行く時は気を付けてね!!

・神保町花月
アクセス:☆☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆
距離感:☆☆☆☆☆
観劇した演目:絶望が持った音・令~ある師弟の想い~

迷った(3回目)
Googleマップを見ながらうろうろしてたら鞄にプリくまをつけたお姉さんがいたので付いて行ったら辿り着きました()
よしもとの所有する劇場で、演者さんも芸人の方が多い。
今まで行った劇場の中で一番キャパが狭い分舞台との距離感が近い。
椅子はちょっと硬いので、席に行く前に貸してもらえるクッションを敷くと良いでしょう。もう完売状態だったら諦めよう。
建物がおしゃれ。

ステラボール
アクセス:☆☆☆☆
見やすさ:☆☆☆☆☆
椅子:☆☆☆
トイレ:☆☆☆☆☆
観劇した演目:エーステ夏単独公演

前評判があまり良くなかったのでちょっと不安だなーと思いながら行ったら個人的にベスト劇場だった件について。
アクセスも良く、珍しく1ミリも迷わず辿り着けました。
椅子は可もなく不可もなく。
前面フラット仕様なので見にくいかと思いきや、公演をする団体によっては自前?の段差を設けてくれる。
エーステ夏単独公演は複数回見に行って毎回違うエリアの席だったけどどの席でも見やすかったな~という印象。
前方席はフラットだったものの、気にするほど見にくくはなかったです。
端席だと自分側の舞台上が見にくい感もちょっとあるものの、客降りの時にキャストさんがよく来てくれた気がする。
そして何より良かったのがトイレの多さである。
幕間トイレ行列はできるものの、圧倒的なトイレの多さで列がスルスル消化されていく。
圧倒的スピード感で次々にトイレに吸い込まれていく人々は圧巻です。
トレスぺも充実してた。
秋単独と冬単独もステラボールなのでステラボールを不安視してる人はそんなに心配しなくてもいいと思う。(主観)

・シアター1010
アクセス:☆
見やすさ:☆☆☆
椅子:☆☆☆
時間の潰しやすさ:☆☆☆☆
観劇した演目:さらにさらざんまい~愛と欲望のステージ~

遠っっっっっっっ!!!!!
ほぼ埼玉なので神奈川県民はしんどい。めーっちゃ遠いぞ!
駅から直結のマルイの11階にあるので迷う心配はない。ただただ遠い。
椅子もふかふかで段差もほど良いので見やすい。近ければ最高だった。
マルイの中なので早めについちゃった時とかマチソワ間の時間の潰しやすさはトップレベルじゃなかろうか。

 

こうやって見ると思ったより行ってないですね???
もっといろいろ行ってる気がしてた。
また新しい所に行ったら追加していくかもしれないししないかもしれない

カレーと聖地とアニカフェと

突然ですが皆さんカレーはお好きですか?
私は我が家のカレー頻度が少なすぎて時々発作のように外食でカレーを食べたくなるくらいには好きです。

とまあそんな訳で、下北沢カレーフェスティバルに行ってきました。
今回のいきさつはこう。

友「下北沢でカレーフェスあるんだって」
私「は?行くしかないやん行こ」

とまあこんなワケです。なんでこんな即決だったかというと皆さんご存知某イケメン役者育成ゲームA3!の聖地が下北沢であり、なおかつプレイヤーである「監督」の好物がカレーだからです。
皆さん勿論知ってますよね。
えっ!!??ご存じでない!!??
そんなあなたは今すぐAppストアかGoogleストアで「A3!」で検索&ダウンロード。

 

www.a3-liber.jp

そんなこんなで下北沢カレーフェスを楽しみつつ聖地巡礼しようぜ!というノリで決まった今回でしたが、なんと友人が同日にA3!のアニカフェも引き当てたので急遽下北沢からのアニカフェというA3!漬けの一日になりました。
予定の時点で破産の予感がしていましたが、財布にばっちりお金を補充していったので全く問題ありません。
残金?聞かない約束だよ。

 

11:30に下北沢に集合予定だったのですがバスの時間を間違えるといううっかりミスによって遅刻するという最悪のスタート。
本当にすみません。20分も遅れて来たのに1つも文句を言わなかった友人はきっと聖母か菩薩の生まれ変わりなんじゃないだろうか。
そんな友人に心の中で手を合わせながらまず駅前でカレーフェス用マップを貰い、下北沢の町にいざ出陣。

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駅前にこんな感じのブースが。


思ってたよりもカレーマップを持って歩いてる人が多くてびっくりしながらも、とりあえず軽いのから行こうということで駅近にある韓国料理と石焼熟成肉のお店「アス 下北沢店」へ。

アス 下北沢店 (아스) - 下北沢/韓国料理 [食べログ]
ここでは牛タンカレーメンチを購入。

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写真の撮り方が壊滅的に下手くそなので写真が残念な感じですが本来はきつね色にこんがり揚がったメンチカツです。
外はサクサク、中はほんのりカレー風味の肉汁じゅわーなお肉でまあおいしいこと。
サイズも価格もお手頃で食べ歩きにぴったりです。
そんなメンチカツを食べながら次のお店を探すことに。
とりあえずナンが食べたい、ということでナンがあるお店を探すこと数分。
カレーマップを見ているとハニーチーズナンというなんともおいしそうな名前が。
即決でそこに行くことを決め、いざお店へ。
店名もNan stationでナン推しなことが伝わってきます。わかりやすい。
メンチカツを食べながら店に向かうとあるものを発見。

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A3!  Blooming WINTER EP

A3! Blooming WINTER EP

 

 「冬組のセカンドアルバムのジャケ写の店だァーーーーー!!!」
とりあえず腹ごしらえしてから聖地巡礼に繰り出そうとしていたらまさかの隣のお店が聖地でした。なんという偶然。
雨だったため半分カバーがかかってましたが、普段はジャケ写とほぼ同じ景色みたいです。冬組こんなオシャレなお店でラテ飲んでるのか…流石冬組…

ラテアートなどがあるみたいです。よかったらぜひ。

tabelog.com

写真もばっちり取り終えいざNan stationへ。

NAN STATION (ナンステーション) - 下北沢/インドカレー [食べログ]

お店に入った時は他にお客さんはいなかったものの、数分後には満席に。
いいタイミングで入れたみたいでした。
カレーを待つ間、厨房から聞こえるナンを作るパァン、パァンという音をBGMにこれからの聖地巡礼のルートを決め、準備は万端。
お腹もいい感じに空いたところでついにカレーが来ました。

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オタクとは隙あらば推しを撮る生き物である

ナン+チーズ+はちみつって最高ですね!カレーのピリ辛がいい感じにマイルドになって辛いものが苦手でも楽しめる味でした。
しかしここで誤算が。
とりあえず腹ごしらえのつもりが、このナンがだいぶボリューミーだったのです…
予定ではもう少しカレー屋さんをめぐるつもりが、もう入る隙間も無い状態。
予定を変更しここからは聖地巡礼一本でお送りします。

次に向かったのはここ。

オン ザ ウェイ (ON THE WAY) - 下北沢/スイーツ(その他) [食べログ]

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『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First AUTUMN EP

『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First AUTUMN EP

 

 秋組ファーストアルバムのジャケ写のお店。
お店の外観がメルヘンで可愛い。
十座くんがあの強面でこのお店にカップケーキを買いにきたと思うと可愛くてニコニコしますね。
このお店もカレーマップに載っているので皆さんはぜひ食べてみてください。
我々は満腹のため写真だけ撮り退散しました…カップケーキ食べたかった……

 

お次はこちら。
ヴィレバンの下北沢店。

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A3!  Blooming SPRING EP

A3! Blooming SPRING EP

 


春組のセカンドアルバムのジャケ写の元となった場所ですが、CD発売から2年経過しているため配置変更があったようです。面影は多少ある。
まだ最近だと思っていたCD発売から2年も経っていることにショックを受けつつ、次の場所へ。

が、ここでまた予期せぬハプニング。

今思えばヴィレバンの配置が変わってる時点でこういうこともありえると気付くべきだったのでしょう…
私と友人の推しがいるCDのジャケ写の元ネタの場所に!ルンルンで!行こうと!したら!

 

 


閉店してました

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A3!  Blooming SUMMER EP

A3! Blooming SUMMER EP

 

今年の7月に閉店したそうで…
聖地巡礼に来たのが遅かったようです…
絶好の△スポットが…

だいぶショックを受けつつも、他の聖地もしっかり回りました。
ここからまとめて一気に。

まず秋組セカンドアルバムのジャケ写の場所。

ヴィレッジ ヴァンガード ダイナー 下北沢 (Village Vanguard DINER) - 下北沢/ハンバーガー [食べログ]

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A3!  Blooming AUTUMN EP

A3! Blooming AUTUMN EP

 


お次に冬組ファーストアルバムの場所。

ザ・スズナリラインナップ

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下北沢にある劇場。

劇場前を選ぶのがこの二人っぽくていいな~

『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First WINTER EP

『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First WINTER EP

 

 

そして夏組ファーストアルバムの場所。

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『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First SUMMER EP

『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First SUMMER EP

 

最後のに至ってはなんの変哲もないエスカレーターを見てはしゃぎながら写真を撮る怪しい人達と化してました。
もう一つの夏組の聖地が消滅してた分テンションが上がる。
幸くんユザワヤで舞台衣装の布買うのかな、とか、駅近のここでも天馬くん迷子になるのかな、とか妄想がはかどりますね。

そして最後にここ。
春組ファーストアルバムの場所、カレーパンが有名な天馬屋。

天馬屋 下北沢店 - 下北沢/カレーライス [食べログ]

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『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First SPRING EP

『A3!(エースリー)』ミニアルバム A3! First SPRING EP

 

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ブルフェスの時にも中野の店舗では食べたんですがやっぱり聖地で食べたいよね、ということでカレーパン購入。
少しお腹に余裕が出てから食べました。
ここのカレーパンはほんとに美味しいので機会があったら皆さんもぜひ。

始まりの地とも言える1枚目のアルバムの聖地に行ったところでめでたく聖地巡礼達成!
街中を歩きながら見かけるカレー屋と劇場の多さに、A3!の聖地が下北沢な理由を感じたり。
これだけカレー屋が多ければ監督のカレー趣味も捗りそうだな~、この古着屋万里くんと咲也くん来てそうだな~、この劇場で客演してたりするのかな~、などなど。
初めて聖地巡礼というものをしたんですが、街を歩きながらキャラクター達の色んな日常風景を垣間見ることができるのってとても楽しいんだなと、聖地巡礼の面白さを初めて理解しました。これは楽しい。

そういえば散策中に「路上演劇」というポスターを見かけたんですが、本当にストリートactって行われてるんですかね…?ゲームの中だけでなく…?
あるならいつか見てみたいですね…


そして聖地巡礼を終えた我々は池袋へと向かった…アニカフェに参戦するために…

後はいつものようにアニカフェを全力でエンジョイしました。
二人とも夏組推しなのに席もタペストリーも全く夏組要素の無い席に。
物欲センサーって怖いですね!
その分グッズの方は珍しく推しを自引きできました。推し自引きできない芸人を卒業できる日も近いかもしれませんね!(フラグ)

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夏組推し監督二人で行くとこうなる

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本当はハンバーガーとかも食べてみたかったものの、カレーがだいぶお腹にきていたのでドリンクとデザートだけにしました。
それでも一日トータルで考えるとだいぶ飲み食いしてますが。

グッズ購入時に前回買えなかったものがあって急遽購入したり、追加購入したりと色々想定外の出費がありましたが問題は無い、はずです。たぶん。
オタ活に大事なのはノリと勢いだって昔の偉い人も言ってました。きっと。

 

また何か聖地巡礼するのもありだなあ。

天気の子を見てきた。

最近映画だったり舞台だったり、色んなものをよく見に行くようになって、感じたこととかを文章にして吐き出したい欲が抑えられなくなったので流行りのはてなブログをはじめました。

基本的には自分用備忘録。



今回はこれ。

・「天気の子」

https://tenkinoko.com/sp/


ネタバレを踏む前にみたいな〜という気持ちがあったので初日に行ってきました。どうせ見るなら!ってことで極音上映です。


新海誠監督作品は「言の葉の庭」「君の名は。」を履修済の状態。

君の名は。」の時に、「RADが音楽担当してるのか〜!見たい!」というRADから入ったタイプの人なので新海誠監督作品歴ではだいぶにわかな方。


ネタバレを過分に含む感想なので、見に行く予定の人は是非見に行ってから読んでくださいませ。見に行く予定のない人も是非見て欲しい。









そんなわけでここからネタバレ感想。

まとまりのない箇条書きだけど大目に見て欲しい。


君の名は。」の時のOPで「夢灯籠」が流れ始めた時のあの(良い意味で)ゾワッと鳥肌がたつような感覚が新鮮で、そこから新海誠監督×RADWIMPSにどハマりしました。

夢灯籠

夢灯籠

それまで映画を見る時に音楽ってそこまで気にしたこと無かったんですけど、音楽ひとつでここまで変わるのか、と感動した記憶。まあ元々RADのファンなのでファン補正はかかってるかもしれないけども。


今回もそんな体験がしたいな〜と思って極音上映を選んだわけですが、やっぱりいいですね!お値段変わらずであの音が聴けるのすごい。オススメです。


結論から言うなら今回もゾワッと体験できました。むしろ前回より今回の方が多かったかな。主題歌の5曲「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ」「風たちの声」「祝祭」「大丈夫」はもちろん良かったんですけど、今回はボーカルの入ってないBGMにも結構鳥肌がたつ瞬間がありました。

「PAPARAZZI」とか「洗脳」とか「五月の蝿」みたいな、不安を誘うけれど音は不快ではない、って感じの音がほんとに上手いなと思う。耳触りの良い不協和音って感じ。矛盾してるじゃんって感じの表現だけどそんな言葉しか出てこない。誰か上手い表現を教えて欲しい。

音楽に関しては語るより聴いてもらう方が早いので是非劇場へどうぞ(2回目)


君の名は。」の時もそうだったけどCMから想像してたストーリーと全然違ってずっとワクワクしながら見てました。自分の想像通りにならない物語ほど面白いものはない。


ここから箇条書き感想。

・主人公2人のCVのキャスティングやっぱり上手い。青臭さの抜けきらない感じが堪らなく主人公ボイス。好きです。脇役の人達は本職の人が多くて、作品に溶け込むような声で、改めて声優さんのすごさを思い知った。


・スガさん好きすぎた…一見ダメな大人なんだけど心の芯のところは純粋で、そんなところを捨てきれない人に私は弱い。つまりどストライク。CV小栗旬がいい味出してます…

大雨の後のシーンで家の入口前に女の子の三輪車があったり、冷蔵庫横に奥さんが書いたメモが貼ったままになってたり、左手薬指に2つ指輪をはめてたり、言葉にしないところからも家族への愛が伝わってきて泣きそうでした。

2つのうち1つは奥さんの分の指輪かなぁ…もう1回見て確認したいところ。


・女の子にはモテモテだけどシスコン気質のある凪先輩。お姉ちゃんのためならてるてる坊主も着る。

出てきた瞬間、某ハク様好きのあの方、この子好きそうだなって思う人多そう。たぶんみんな見たら分かる。


・指輪をはめる時に何の迷いもなく左手薬指を選ぶ穂高くんに心の中でスタンディングオベーション


・瀧くんと三葉ちゃんだー!!!(歓喜)四葉ちゃんとかもいましたね!


・この間就活を終えたばかりの身なので劇中のシーンがまあ刺さる。何者かであることを、自分が何かしら役割を果たせる人であることを求められるけど、自分に何が出来るのかなんて分からなくて、それでも何かをアピールしなければならない。そんな苦しみがあったから、「100%の晴れ女」という役割を見つけた陽菜に対する羨ましさと嫉妬も多少あったからこそ人柱のことを伝えたのかな、と思いながら見てた。

自分が何かの役割を果たしていると感じること、誰かに必要とされることって人が誰しも持つ承認欲求を満たしてくれる1番のことで、誰だってそれを求めてる。

就職活動はそれと対極に位置してて、「自分の役割を見つけた」陽菜と、就職活動中の夏美の対比もあるのかなと。

他にも、子供2人で暮らしても誰にも迷惑はかけてないけれど、大人はそれを許容してくれない。穂高くんとスガさんは「似てる」と言われたけど、何も持っていない分穂高は陽菜のためならなんだってできるのに対して、スガさんは何よりも大切に思うものが他にあってその優先順位を入れ替えることが難しい。そんな色んな対比があったように感じた。


・世界を敵に回してでも大切なあの人に会いたい。

陽菜に否定されたことで1度は捨てた拳銃を、陽菜に会うためだけに人に向けたこと、復旧中の線路の上を走り続けたこと、警察から逃げ出したこと、交通事故スレスレの逃亡劇。

「これからずっと雨だって構わない」、それでも君といたい。

「誰か1人が犠牲になれば世界は救われる、それならそっちを選ぶ」(うろ覚え)

きっとほとんどの人がその選択をする中で、Heaven's Feelを見た時にも思ったけど、誰か一人とその他を天秤に掛けて、たった1人を選んだ人は強い。

何かを選ぶということは、同時に何かを選ばないということでもある。

陽菜といることを選んだ結果、東京は雨に沈んでいくことになった。雨が振り続ける限りこれからずっと「あの日僕らは世界の形を変えてしまった」ことを背負ってこれからも生きていくんだろう。


空の上から陽菜を連れ出した時にグランドエスケープが流れるわけですが……メロディだけ聞けば明るくて、ハッピーエンドまっしぐら!って感じの雰囲気を醸し出してるんだけど、いざ歌詞を見てみると「もう少しで運命の向こう もう少しで文明の向こう」「怖くないわけない でも止まんない」「僕らの恋が言う 声が言う 「行け」と言う」とまあ水没メリバエンドが見え隠れしてました。あの2人にとっては運命の再会でも、世界の人にとっては文明崩壊エンドが確定した瞬間でもあるわけですね。メリバ大好きオタクなのであのシーン最高にワクワクしながら見てましたけどね!



他の人の感想とかを見てみると、やっぱり「君の名は。」と比較されてることが多いですね。

瀧は三葉を救いたくてティアマト彗星から1つの街を救って、穂高は陽菜を救いたくて1つの街を雨に沈めた。同じ目的で動いたけれど、結果は真逆なのもまた面白いな〜と。

でもきっと、瀧も三葉を救うためなら世界を敵に回すことを厭わないんだろうな、とも思うんですよね。世界の決まりに逆らって過去を書き換えてる訳ですから、今回「天気の子」で出てきた言葉で言うなら、「代償」をどこかで払うことになるのかもしれない。結果がどうなるかなんて紙一重で、何かが違えば結果は反対だったかもしれない。根っこの部分の行動原理は二人とも大差ないんですよね。

そんなわけで、個人的には2つの間に通ずるものはなんとなくあるんじゃないかなって感じました。感じ方は人それぞれですけどね。


映画を見に行く前に「愛にできることはまだあるかい」のMVを見たんですけど、今見たらまた何か違う感じ方をしそう。


エンディングクレジットで桑さんと武田さんの名前があった気がしたのでとりあえずもう一度見に行きたいと思います。全然分からなかった。



ここまで色々曲について書いたんですけど、実は注文したサントラ、まだ届いて無いんですよね!!!